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「自分の庭を和風庭園にしたい!」「和風庭園を造園したい!」
この様に、和風庭園にあこがれを抱いている方は多いのではないでしょうか。

近年見かけることが少なくなったものの、やはり綺麗に手入れされた和風庭園は美しく、人目を引きますよね、そんな和風庭園に欠かせないのが「敷砂利」です。敷砂利は、和風庭園をより美しく仕上げる上に、雑草を防止する効果もあります。

しかし、一口に砂利とってもその種類は数多く、値段や特徴も大きく変わってきます。

皆様の中には、「どんな砂利があるのだろう」と疑問に思っている方もいらっしゃると思います。

そこで今回は、和風庭園を引き立てる砂利をいくつかご紹介していきます!

 

◆大磯砂利

江戸時代から使用されていたとされる、歴史ある敷砂利。それが大磯砂利です。

神奈川県の大磯海岸から取れたのでこの名前が付いたとされています。

グレー・緑色系の砂利が混ざっているのが特徴で、敷砂利としてだけでなく、アクアリウム用の砂利としても使用されています。

 

大磯砂利
大磯砂利

 

◆ゴロタ石

自然の石が海や川の流れにさらされて角が取れ、球状や楕円状になった石を「玉石」と言います。

その玉石がさらに変化し、直径10センチほどの石になると今度は「ゴロタ石」と呼ばれるようになります。

また、伊勢ゴロタ石や広州鞍馬ゴロタ石など、様々なバリエーションが存在します。

色味や値段、特徴が異なるので自分の好みのゴロタ石を探してみましょう。

 

揖斐石ごろた石
揖斐石ごろた石

 

◆白玉砂利・赤玉砂利

白い石灰岩を砕き、角が丸くなるように加工されたのが玉砂利です。

丸みがあり、白玉のような見た目なので、和風でも洋風でも敷砂利として使えるというメリットがあります。

一方でその白さゆえに泥汚れや落ち葉などが目立ちやすく、汚れやすい砂利でもあります。

また、その名の通り、赤褐色が特徴の赤玉砂利もあります。

レンガと調和するので洋風の庭によく使われるようです。

赤玉砂利
赤玉砂利

 

白玉砂利
白玉砂利

 

◆那智砂利・白那智砂利

敷砂利として人気があるのが那智砂利です。人気の理由は水にぬれると光沢のある黒色になるという特性です。

また、大理石の白玉砂利である白那智砂利と呼ばれる敷砂利もあります。

白玉砂利より丸く、汚れにくいといった特徴があります。

どちらの砂利も国内産のものが手に入りにくくなっていますが、高級感ある和風庭園をしっかりと演出してくれる砂利といえます。

那智砂利
那智砂利

 

白那智砂利
白那智砂利

 

いかがでしたか?
今回は和風庭園におすすめの敷砂利をご紹介しました。

敷砂利の色味や風合いは庭園の基礎ともいえる部分です。

しっかりと自分が納得できるものを選びましょう!

 


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この記事を書いた人

hirokun408

昭和34年開業 初代が、炭製造→杉の切り出し→チップ製造を経て、地元・揖斐川町の揖斐川から採れる石、揖斐石を採取・販売するようになる。 造園会社・庭師への卸販売が中心で、2代目の代には、その流れで、民・公の造園工事、石工事を手がけるようになる。 また、韓国、中国から石材製品の輸入、販売も手がけ、売り上げも右肩上がり。 バブル崩壊以降、従来の和風の庭を作ることが激減し、売り上げが減る中、3代目が、インターネットの黎明期にWEBサイトを立ち上げる。 これからの時代は、ネット受注による売り方が出てくると踏んでの投資だったが、10年くらいは鳴かず飛ばず。 ネットの回線速度アップ、ガラケー→ケータイ→スマホと携帯端末の進化・パソコン化により、多くの方々が気楽にネットにつなげ、検索して情報共有する状況になり、ネット経由の売り上げが大幅アップ。 今では、岐阜、愛知を中心に全国に石を通販するまでになりました。
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ひたすら、一人で玉掛けして、トラックに積み込むという作業。ラフタークレーンいなかったら、仕事終わらんかったなあ Previous post 庭石のプロが教える!不要になった庭石を処分する方法とは?
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