「庭をDIYしていたら、庭石が重すぎて動かせなかった」
庭の雰囲気を変えようと、庭石を移動させようとしたら、思ったよりも重たかったということはありませんか?
それを無理に持ち上げようとすれば、腰や身体を痛めてしまう可能性もあります。
そこで今回は、庭石を移動させる方法やコツについてご説明いたします。
□テコの原理を使って庭石を移動させる
昔から重いものを持ち上げて移動させるために「テコの原理」が使われてきました。
テコの原理を使えば、庭石も少ない力で移動させることができます。
まず滑りにくいように杭などの棒状の木材を用意します。
テコの原理における支点を作るために、いらなくなったレンガなども準備しましょう。
次に、移動させたい庭石の前にレンガを置いて、木材をレンガの上に添えます。
木材の先を庭石の下に差し込んで、木材を持つ手を下に下げます。
すると、石が少しだけ浮くので、そのまま手を横に動かしましょう。
この作業を繰り返し、動かせなくなったらレンガをずらします。
これを移動させたい場所に届くまで続ければ、作業完了です。
□麻袋に庭石をのせて運ぶ
庭石の中には、重たいだけでなく、持ちにくい庭石もあります。
また、必ずしも運搬に十分なスペースがあるとは限りません。
そのような場合にぜひ試してほしいのが、麻袋を使った運搬方法です。
まず庭石を転がして、麻袋の上にのせます。
次に麻袋の四隅を2人でつかみ、庭石を持ち上げます。
安全に作業するために、できるだけ同じくらい力のある人に手伝ってもらうようにしましょう。
庭石を置きたい場所に着いたら、一度麻袋を敷いたまま庭石を置きましょう。
そして1人が庭石を傾けている間に、もう1人が麻袋を引き抜けば、移動完了です。
麻袋が無ければ、使わくなった厚手の毛布も使えます。
□移動させるコツは姿勢
庭石の中には大きさに反して、とても重いものもあります。
このような庭石を無理に持ちあげて、腰を痛めないためには、姿勢に気をつけることが重要です。
まず両足を開いて、腰を落とします。
次に地面に置かれた庭石をつかみます。
そして地面に座るようなつもりでお尻を少し下げて、石を持ち上げましょう。
こうすることで、テコの原理で楽に庭石を持ち上げることができます。
この姿勢を意識すれば、30キロ弱の庭石でも無理せず持ち上げることができるかもしれません。
他の方法と比べて道具を使わなくてもいいところが、おすすめのポイントです。
□まとめ
今回は、重たい庭石を移動させる方法やコツをご紹介しました。
庭石を動かすときは、ぜひご紹介した方法を試してみてください。
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